動脈硬化|世田谷区で生活習慣病治療|内科・循環器内科|千歳船橋いずも内科クリニック

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動脈硬化

動脈硬化|世田谷区で生活習慣病治療|内科・循環器内科|千歳船橋いずも内科クリニック

動脈硬化について

動脈硬化について

動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなり、弾力性を失い、内腔が狭くなる状態をいいます。
本来、動脈はゴムのようにしなやかで、心臓が血液を送り出すたびに拡張・収縮することで、全身に血液をスムーズに送り届けています。しかし、加齢や生活習慣、さまざまな病気の影響によって血管の内壁に変化が起こると、血管は次第に硬く、狭くなり、血流が悪くなっていきます。これが動脈硬化です。

動脈硬化は特定の臓器だけの病気ではなく、全身の動脈に起こる病態です。心臓、脳、腎臓、足など、どの部位の動脈に起こるかによって症状や合併症は異なりますが、根本にあるのは「血管の老化・障害」という共通した変化です。

動脈硬化は初期にはほとんど自覚症状がなく、気づかないうちに進行するのが大きな特徴です。しかし、進行すると心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わる重大な病気を引き起こす原因となるため、早期からの予防と管理が非常に重要です。

動脈硬化の種類

動脈硬化には、主に次のようなタイプがあります。

01粥状(じゅくじょう)動脈硬化

最も一般的な動脈硬化です。
血管の内壁にコレステロールなどの脂質がたまり、粥(おかゆ)のような塊(プラーク)を形成します。プラークが大きくなると血管の内腔が狭くなり、血流が低下します。さらに、プラークが破れると血栓ができ、血管が急激に詰まることがあります。
主に以下の部位で問題になります。

  • 冠動脈(心臓)
  • 頸動脈(脳へ向かう血管)
  • 脳動脈
  • 下肢動脈
02中膜硬化
主に加齢により、血管の中膜が硬くなるタイプの動脈硬化です。血管の柔軟性が失われ、血圧が上がりやすくなります。
03細動脈硬化
細い血管が障害されるタイプで、高血圧や糖尿病と深く関係しています。腎臓や脳などの臓器障害の原因になります。

動脈硬化の原因

動脈硬化は、一つの原因で起こるものではなく、複数の要因が長年にわたって積み重なることで発症・進行します。
主な原因として、次のようなものが挙げられます。

  • 加齢
  • 高血圧
  • 脂質異常症(高コレステロール血症)
  • 糖尿病
  • 喫煙
  • 肥満
  • 運動不足
  • 過度な飲酒
  • ストレス
  • 遺伝的要因

特に、高血圧・脂質異常症・糖尿病は「動脈硬化の三大危険因子」とされており、これらを複数併せ持つと動脈硬化は急速に進行します。

動脈硬化、放置すると心筋梗塞や脳卒中の原因になります!

動脈硬化は高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、運動不足などが原因となり、年齢とともに少しずつ進行していきます。

動脈硬化そのものでは、ほとんど自覚症状がありません。
しかし進行すると、

  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 狭心症
  • 下肢動脈疾患(歩くと足が痛くなる)

など、命に関わる病気を引き起こす可能性があります。

「症状がない=安心」ではありません。
だからこそ、早めのチェックと予防が大切です。

動脈硬化

動脈硬化の検査

動脈硬化は、症状がなくても検査で評価することが可能です。
主な検査には以下のようなものがあります。

  • 血圧測定
  • 血液検査(脂質、血糖など)
  • 頸動脈エコー検査
  • ABI検査(足関節上腕血圧比)
  • 心電図
  • 必要に応じてCT・MRI

これらの検査を組み合わせることで、動脈硬化の程度やリスクを総合的に評価します。

動脈硬化の治療

動脈硬化の治療の基本は、進行を抑え、合併症を防ぐことです。
一度硬くなった血管を完全に元に戻すことは難しいため、早期からの対策が重要になります。

薬物療法

動脈硬化そのものを治す薬はありませんが、原因となる危険因子をコントロールすることで進行を抑えます。

  • 降圧薬
  • 脂質異常症治療薬
  • 糖尿病治療薬
  • 抗血小板薬(必要に応じて)

患者さんの状態に合わせて適切な治療を行います。

食事療法

  • 食塩の摂取を控える
  • 脂質の摂り過ぎに注意する
  • 野菜・魚・食物繊維を積極的に摂る
  • 適正体重を維持する
  • アルコールは適量を守る

日々の食生活の積み重ねが、動脈硬化予防の基本です。

運動療法

適度な有酸素運動は、血圧・血糖・脂質の改善に効果的で、動脈硬化の進行抑制に役立ちます。
ウォーキングや軽いジョギングなどを、無理のない範囲で継続することが大切です。
ただし、心臓病や重度の動脈硬化がある方は、運動内容について医師に相談してください。

動脈硬化は、気づかないうちに進行し、重大な病気を引き起こす全身の血管病です。
しかし、生活習慣の改善と適切な治療によって、進行を抑え、将来のリスクを大きく減らすことができます。
健康診断で異常を指摘された方、血圧やコレステロールが気になる方は、早めにご相談ください。