循環器・動脈硬化の検査
循環器・動脈硬化の検査
超音波(エコー)は身体に負担がなく有用な情報が得られる検査です。
超音波の特徴
超音波はとても有用で負担の少ない検査ですが描出や、アーチファクトにより判断が困難になることもあります。専門医による管理下での検査をお勧めします。
当院では超音波専門医が検査の実施から評価まで責任を持って管理させていただきます。
心臓は絶えず動いておりリアルタイムで観察でき、心臓機能の評価には心エコーが最も適しています。心エコーでは心臓の構造や、働きを評価します。症状(胸の痛み、息が切れる、疲れやすい、動悸がする、むくむ)がある場合は健診で異常がある場合など心配なことがあればぜひ負担のない心エコーをご検討ください。
脈の乱れ(不整脈)を外来診察だけで診断するのは難しく、通常の心電図で異常がない場合には長時間心電図を装着し記録します。治療が必要な命に関わる不整脈を検出することが可能となります。
当院の長時間心電図の特徴はシャワーが可能なため日常生活に制限がありません。混雑していなければ即日装着可能で、翌日に外しに来ていただきその場で診断することが可能です。稀にテープによるかぶれが認めることもありますが体に負担のない有用な検査です。
頸動脈エコーは最も簡便かつ安全に動脈硬化を直接評価できる検査です。動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞のリスクであり早期診断、早期治療が必要です。
動脈硬化の原因は高血圧や糖尿病、脂質異常症を代表とする生活習慣病が挙げられ、そのような病気をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
血管の硬さ、血管のつまりの検査が可能です。
高血圧、糖尿病などにより動脈硬化が進行すると血管が硬くなりしなやかさが失われ、血液の通り道が狭くなり十分に酸素や栄養が届かなくなるため足が壊疽(腐る)こともあります。
歩くとふくらはぎや太ももが痛い、つる、足の色がむらさき〜茶色いなど血流が悪そう、傷が治りにくいなどの症状がある場合は血流が悪い可能性があり、負担の少ない検査ができますのでご相談ください。